2月学校だより

2023/03/02

校長室より



おだやかな春の訪れとともに・・・・

南部中学校長 黒見隆久

 今年の冬は、例年になく厳しい寒さと大雪に悩まされました。そのたびに学校周辺の除雪や凍結防止対策に追われましたが、今まで(昔)とは違う大きな気象の変化には、人間も柔軟に、機敏に対応できるように十分な備えをしてお
かなければならないと改めて感じました。
 四季がある日本(山陰)では、雪が降るのは当たり前です。その当たり前が繰り返されることによって、四季の自然の豊かさを生み、大地や河川の豊かな潤いと実りをもたらされるのです。そう考えると、天候や気象などの自然現象だけではなく、私たちの周りにある「当たり前」のことを「当たり前にする(できる)」ということは、実はとても大切なことだと思うのです。
 私たちの人生の中には、時折、さまざまな試練[辛苦(苦しいことや辛いこと)、悲哀(悲(哀)しいこと)、忌避(嫌なこと、避けたいこと)、我慢、忍耐、失敗、困難などのマイナス要素]が訪れ、「当たり前」のことができにくかったり、投げ出したり、あきらめたり、逃げたりしてしまいそうになる時が多々あります。
 『天は、乗り越えられないような試練は人に与えない』とも言われますから、きっと私たちは、試されているではないかと思います。どうやって乗り越えるのか、その知恵と勇気と行動力を、自分の本当の力として身につけることを求められているのだと思います。
 南部中学校では、「当たり前(普通)」のことを「当たり前(普通)」にして、一人ひとりが落ち着いて安心した学校生活が送れ、ともに「感動」と「一体感」の共有ができることをめざしてやってきました。1年間のさまざまな体験と心身の成長の具合はどうでしょうか。おだやかな春の訪れとともに、心もおだやかに振り返り、新しい年度への英気を養ってください。(英気:生き生きと過ごす気力、元気、心身のコンディションを整えること。)
 3年生は、いよいよ高校受験という大きな「試練」を迎えます。今まで身につけた自分の力で挑戦し、「本物の春」をつかみ取ってください!信じています。
 そして3月10日、満面の笑みで南中を巣立っていくのを、少しさびしい気持ちもしますが、楽しみにしています。
 3月7日、8日の県立高校入試の健闘を信じつつ、一足早いようですが、
『ご卒業おめでとうございます。』

南部中学校に来てみてごしない!

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