「新年あけましておめでとうございます」
1月もずいぶん経ちましたので、もうお正月気分ではないと思いますが、お互いに「おめでとう」とあいさつし合って、1年間無事に過ごせたことに感謝し、またこの1年お互いに元気で頑張りましょう!と気持ちを新たにして、スタートするはことは大切なことですね。
さて、今年は卯年です。ウサギになぞらえて「飛躍」とか「向上」といった「跳ねる1年」となるように願われているそうです。未だに続くコロナ禍、ウクライナとロシアの戦争、それによる不安定な国際状況、日本経済の低迷など深刻な課題もたくさんあるなかで、2023年をどんな年にしていくのか、一つひとつのことを解決したり、好転させるためには何をすればよいのかを、私たち一人ひとりが考えていかなければなりません。
まさに、飛躍や向上するためには、自分から何かしら動き出さないとダメだということです。他人事のように「じっと待っている」だけでは、自分にプラスになることは起こらないのです。「『棚からぼた餅』は落ちてこない」ということだと思います。今年を意味のある一年にするために、一人ひとりが目標を定めて「挑戦」してほしいと思います。
南部町(南部中、法勝寺中)では、令和5年度より中学校の部活動を「全員入部制」から「希望入部制」に変えます。全国的に部活動の大きな転換期を迎えていることは、今までの「学校の部活動」という考え方では、子どもたちにこれからの時代・世の中をたくましく「生き抜く力」を育て切れないということだと思います。社会が一体となって、さまざまなスポーツ、文化、芸術、生活、社会体験などを通して、自分で選ぶ力、判断する力、決める力、目標を持つ力、頑張る力など、これからの時代・世の中をたくましく「生き抜く力」を身につける必要性が求められているのだと思います。
部活動のあり方もまた、飛躍、向上、変革のために動き出さなければ何も始まらない、始めなければ何も変わらないという思いからの第一歩だと考えています。
保護者や地域の方々には、今年も学校からさまざまな情報発信やお願いをしていきたいと思います。また、地域の学校として何かお役に立てるような南部中学校でありたいと思っています。今年も南部中学校は「ピョンピョン跳ねる」元気な学校でありたいと思っています。よろしくお願いします。