☝ 離任式の前です。突然、３名の教員がちゃんちゃんこに身を包み登場しました。そして、その中の一人である校長先生から、人生には昔から年齢による節目があること。そのひとつが「還暦」であること。還暦とはその名の通り「自分が生まれた年の干支に還（かえ）ること」を表し、「赤ちゃんにもどる」と考えられたので、こうして赤いちゃんちゃんこをきるようになったことなど、しばし「還暦」のプチ授業が行われました。その後は、３人の先生を囲んでみんなで写真に収まりました。みんないい笑顔ですね！
☝ 一方では、修了式も行われ、校長先生からこの一年を締めくくるお話がありました。
「この一年間が、健康・安心・安全に過ごせたでしょうか。楽しく、何ごとにも熱中して取り組み、感動や一体感を味わってこれたでしょうか。これから先、つらいとやうまくいかないことで悩むこともあるでしょう。でも、みんなで工夫し相談し合い、力を借りあうことで、困難なことでもうまくいくものです。この一年で経験したことが、将来きっと生かされるでしょう。だから、今後も自信を持って生活してほしい。そして来年度も、みんなで面白くて、楽しくて、そして力強い学校にしてください。」
☝ 今年は６名の先生方が南部中学校を離任されました。みなさんからお一言ずつではありますが、生徒へのメッセージをいただきました。どの先生も、みんなの成長を喜び、人と人との出会いの大切さを語っておられました。
なかでも、「人を楽しませるのも人、人を悲しませるのも人、そして人を成長させるのも人である」と話された先生の言葉には、人と人が出会い、どんな過ごしを重ねていくのかは、その人自身の心の持ち方によるところが大きいことに気付かされました。
どの先生も、４月からは新たな人との出会いがあるでしょう。また、生徒のみなさんも、慣れ親しんでいる仲間同士で始まる新学期ですが、その仲間とどんな過ごしを重ねていくのがいいのかを、この春休み中に少し考えてみるのもいいでしょう。
４月８日、１年生は２年生に、そして２年生は３年生となって、令和６年度の始業式を迎えます。この一年間、多くの学びと成長があり、来年度へつながる笑顔で、修了式を迎えることができました。
これも、保護者や地域の方々が、南部中学校に心を寄せ続けてくださったからではないでしょうか。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
