演劇公演「パパがママになる日」 ~演劇集団あり in NANBU~

2023/11/14

学校のようす

 11/11(土) 14:00~、演劇集団「あり」による演劇公演がありました。当日は保護者をはじめとして地域の方々にもおいでいただき、性的マイノリティーをテーマとして上演され、だれもが「自分らしく生きる」ことについて考えさせられる大切な機会となりました。


☝ パパの人生はパパのもの!
 今 「希望のかけ橋」を渡っている。
 今 「自分のできること」をがんばりたい…








☝ 「コップには言葉のいじめがつまっている。今はまだ半分。でも、そこに暴力のいじめが入り、今はもうぎりぎり!」 コップにたまる最後の「ひとしず」が、人を死に追いやってしまう。

☝ この演劇は、2014年初演で今年で9年目になり、その間に30回以上の公演を重ねてこられたそうです。また、今日の公演では、急遽、10月25日に出された最高裁決定(性同一性障害特例法の手術要件)を盛り込んでいただくなど、いつも熱い思いを持って演じてこられています。

 
「(前略)勇気を振り絞ってカミングアウトしたのに、みんなから悪口をいわれたり反対されたりして、人間は人それぞれいるのになと思いました。もし、自分の周りに性的マイノリティーの人がいて、悪口を言っている人を見ても、自分は絶対に悪口にのりたくないと思いました。」(生徒感想より)

 今日の公演を通して、誰もがトランスジェンダーに対する認識は深まり、感覚が磨かれました。それぞれが、一歩でも、自分のこととして考えることができた時間でした。


 本日は、集大成ともいえる「パパがママになる日」をご上演いただき、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

南部中学校に来てみてごしない!

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