引き継がれて25年 ~小松谷盆踊り~

2023/09/22

学校のようす

 9月21日(木)、午後のまんてんホール(天萬庁舎3階)からは、太鼓の音とそれにあわせた唄声が響き渡っていました。小松谷盆踊保存会の方々においでいただき、1年まち未来科の学習が行われていました。






☝ 最初は、小松谷盆踊りの歴史・保存会の活動や願いについて映像を交えながら学びました。

「西伯郡南部町の御内谷、金田、井上、高姫、市山などに伝承されている古い形態の盆踊り。発祥は伝えによると、会見町金田の吹屋山に小松城を構えた城主・小松氏は人情に厚く、ある年の盆の十七夜に農民を慰めるために城内を開放して家臣ともども無礼講で踊り明かしたという説と、小松城跡の南西にある小松城主の菩提寺金龍山雲光寺で盂蘭盆の十七夜(本尊の縁日)に近郷近在の老若男女が集まり、先祖の位牌を背負って踊った念仏踊りから始まったとする説がある。そして、この供養に感謝して昇天する仏の姿が、踊りの原型になっているともいわれる。」(鳥取伝統芸能アーカイブスより引用)



☝ 保存会の方の実演後、グループ練習が始まりました。生徒も先生も真剣そのものです。練習から20分もすると全体練習が始まりました。







☝ 振り返りの中で保存会の方から、「こんなに早く覚える姿は見たことがありません。全体練習でも、ぐっと上達しました。中学生はたいしたものです。」とお褒めの言葉をいただくとともに、保存会の方々からも大きな拍手をいただきました。

☝ それに対して、生徒からは「最初は不安だったけど、曲に合わせて踊るうちに、楽しくなってきました。笑顔になってきました。今日はありがとうございました!」などの感想が聞かれました。

 最後は、保存会を代表して小林さんが、「25年以上、南部中学校へ伝えてきた小松谷盆踊りが、旧会見町の踊りとして今なお引き継がれていることに感動しています。今後も引き継いでいってほしい。」と締めくくられました。



 これまでも、今も、そしてこれからも、「小松谷盆踊り」との出会いを一生の宝物として思い続けられる南中生であってほしいと感じました。

【生徒感想より】
「ゆっくりだけど、覚えるのは難しくて、でも、みんなで合わせて踊ったら、だんだん踊れるようになって、気づいたらノリノリになって踊っていました!保存会のみなさんと一緒に踊れて楽しかったです。」

「最初は、絶対楽しくないと思っていたけどやってみると楽しくて…。難しかったけど、丁寧に教えてもらったから楽しくできたと思います。まだ、最初のぼくみたいに、つまらなさそうと思っている人がいると思うので、その人たちに楽しさを伝えられたらなと思います。」

南部中学校に来てみてごしない!

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