学校だより【8月】

2023/08/31

校長室より



【8月学校だより】

今年の夏休みで得たものはありましたか?

        南部中学校長 黒見隆久

 南部中学校は8月24日で夏休みを終え、2学期がスタートしました。夏休みの宿題提出や休み明けテストなどを終え、早速、9月9日の体育祭に向けて準備・練習の佳境に入ろうとしているところです。
 さて、34日間の夏休みをどう過ごしたでしょうか?「これをやったぞ!」というものが(他人に自慢する必要はないけれど・・・)自分の中に何かひとつでもあったでしょうか?有意義に感じられるものがあったならば嬉しいですね。

 私は夏休みに名古屋にある「トヨタ産業技術記念館」を訪ねる機会がありました。この記念館には、自動織機(織物をつくる機械)を生み出した豊田佐吉氏の功績や実物の機械などと、佐吉の息子であり(株)トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎氏が開発した国産自家用車(2014年にTBS系で放送された「LEADDERS (リーダーズ)」というドラマのモデル)をはじめ、車の製作工程やトヨタの歴史などが多数展示されていました。とても面白かったです。
 展示のなかで、私の目にとまったのが、豊田喜一郎氏が語った数々の言葉や彼の行動や態度を紹介するコーナーでした。思わず私がスマホに収めた4つを紹介します。

★『責任者は、自分で率先して仕事をしなさい。それを係の人が助けてくれるんだ。係の人が
 書いた設計図を見るような責任者は意味がない。』

★『できるか、できないかということは考えないで、できるものだという前提にたって最初は
 モノをつくれ。理屈などは後で考えろ。』

★「喜一郎さんは、とにかく現場に走って、各担当工長と改良策を打ち合わせる。とにかく
 アクションが早い!」

★「こういう点で困るんだと言うと、喜一郎さんは「それなら俺も考える」と言って一緒に
 いろいろ考え、ヒントや指導をしてくれました。」

 今や「世界のトヨタ」と評される大企業の創業者(会社を作った最初の人)の言葉や行動には重みを感じましたが、と同時に「なるほど!」「やっぱり!」「こうでなくちゃあ・・・」と共感、共鳴するものがありました。大きなことでも、小さなことでも、何かを成し遂げるためには大事な信念だな・・・と感銘を受ける言葉や行動に出会えた私の夏の経験でした。

南部中学校に来てみてごしない!

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