新しい時代(学校)を創っていく
「Chance!」・「Change!」・「Challenge!」 南部中学校長 黒見隆久
3年を超える期間、新型コロナウイルス感染症に悩まされた日々も、ようやく見通しがつきそうになってきました。
3年前、私が南部中学校に赴任した際に掲げた「Chance!」・「Change!」・「Challenge!」の学校づくりのスローガンは、その意味合いを少し変えながらも、今年度その集大成「Complete(完成・完遂)」をめざしたいと思っています。
コロナ禍は、今までの学校生活を一変させる大きな災禍でした。しかし、「教育活動を止めない」という学校教育の信念のもとで、さまざまな工夫や改革をしながら、今日まで授業はもちろん、体育祭、文化祭、部活動、修学旅行などを実施してきました。今まで「当たり前」と思っていたものがそうではないこと、学校生活(学び)で本当に大切なこと(めざすべきもの)は何か?を見直すことができたことなどは、この3年間で、まさに学校教育の考え方や取り組みを「Change」して「Challenge」する「Chance」だったのだと思います。そうやって過ごし、創り上げてきた新しい時代(学校)を本物にして、さらにより充実させ、「C]omplete」させたいな・・・と思っています。
先日、中学校区学校運営協議会や中学校CS委員会を開きました。こんな中学校を創っていきたいという思いを語らせていただきながら、そのためには是非、地域の力を貸していただきたいというお願いもしました。現代は多様な時代です。学校だけでは、子どもたちに豊かな学びを提供することが難しくなってきています。保護者や地域の理解や協力をいただくことは勿論、学校が地域の核となって「地域づくり」のお役に立ちたいとも思っています。
そのためには、もっともっと学校からも情報発信していかなければならないと感じていますし、何よりも信頼と親しみの持てる学校でなければならないと思います。改めて今年1年、学校へのご理解とご協力、ご支援、また地域からのご意見やご要望など寄せていただきますようよろしくお願い致します。
4/30から5/7までSGW(スーパー・ゴールデン・ウィーク)に入ります。地域での子どもたちの安心・安全につきましても、よろしくお願い致します。