『南部中学校同窓会』の歴史と活動に感謝
南部中学校長 黒見隆久
いろいろな心配をしながらも、９／１０の体育祭、９／２０，２１の修学旅行（香川、岡山方面）を無事に終え、生徒も教職員もホッと安堵するとともに満足感を感じているところです。
体育祭の時に、道路側のフェンスに各部活動の応援横断幕を張りました。いつもなら、体育祭の中に「部活動行進」もあり、生徒たちのはつらつとした部活動の様子を見て頂く機会もあったのですが、コロナ禍でできていません。昨年ふと思い立って、少しでも会場の賑わいになったらと、引っ張り出してきてグラウンドに張ってみました。『 贈 南部中学校同窓会 』とされているのがご覧いただけますでしょうか。
南部中学校同窓会は、76年の歴史があります。第1期生は、昭和2３年3月卒業（昭和７～8年生まれ）27名。令和4年度（今年度）卒業生を含めてこれまで4,715名の卒業生で繋がれてきました。現在も8名の役員と各集落代表（代議員）48名で活動を続けています。コロナ禍に加え、担い手の継承などの課題もありますが、同窓会の目的「会員相互の親睦を図り、母校の発展に寄与し、郷土文化の発展を図る」ことを信条にして、現在の学校教育にも大きなお力添えを頂いております。70周年記念の際には、特に今後の生徒活動への支援を決定していただき、ご覧の部活動横断幕の作成や資金的補助、学校運営へのご協力をいただいています。中学校としては、ＣＳ活動（コミュニティ･スクール）とあわせて、心強い「地域の力」としてこの繋がりを大切にしていきたいと思っています。
「自律」と「共生」を掲げる南部中です。同窓会の皆さんをはじめ、たくさんの方々に支え、励まされて自律し、ともに手を取り合って共生をめざしていくのだということが、改めてわかった気がしました。南部中学校の歴史と伝統とは、こういうところにあるのですね。
