南部中学校長 黒見隆久
美しい桜色の街並みから、鮮やかな緑が引き立つ里にうつろってきました。先日、令和4年度第1回「南部中学校区学校運営協議会」を開催しました。昨年度から発足した通称¥「校区CS」ですが、コロナ禍のためなかなか思うような活動が展開できませんでした。ただ、活動目標を『未来の「豊」かな「里」づくりを担う子どもを育てる活動の充実』と定め、「校区協議会の理念とねらいを共有し、協働する地域を創ろう!」というグランドデザインを策定しました。2月には、地域の方々約50人に集まっていただき、南部町(あいみ)の子ども、大人(おせ)、地域(じげ)について語り合う会を計画したのですが、コロナでやむなく中止しました。その後に紙面アンケートをとったところ、
『子どもも大人も気持ちいい「あいさつ」ができるようにしょいや!』
『ふるさとを愛し、誇れるやな子をじげのおせが育てにゃいけんわい!』
『最近の子は体験、経験が少ないけん、いろんなことをさせちゃらないけん!』
『自信を持たせたり、自尊感情を高めて、たくましく育ててやらんといけんわ!』
『子どもとふれあうチャンスがもっとあると、わしらも楽しいけどな!』
『CSのことをもっと広めにゃ、何のことか知らん人がたくさんおーで!』
など多数の貴重な意見をいただきました。
南部中学校では『自律』と『共生』を掲げて、学力向上/感動の創造/共有・一体感の達成をめざしています。勉強では「わかった!」「できた!」を体感すること、学校行事や集団生活のなかでこそ味わえる感動を創り上げていくこと、「この学校でよかった!」と思える満足感や一体感を生み出すことが目標です。Chance、Change、Challengeの「3C」で学校(生徒・教職員)、家庭(保護者・家族)、地域(じげのおせ)でスクラムを組んで頑張りたいと思います。
南部中学校区および南部中学校の活動にどうぞご理解とご協力をお願いします。