11月学校だより②

2021/11/25

校長室より

『親守詩(おやもりうた)』から思う・・・
 〜子どものこころ 親のこころ〜
           
南部中学校長 黒見隆久

 『第6回親守詩鳥取県大会』に参加しました。南部中学校は初参加でしたが、「学校賞」をはじめ、鳥取県知事賞(連歌)、鳥取県議会議長賞(定型詩)、審査委員長賞(定型詩)、家族賞(作文・定型詩)、優秀賞(作文・定型詩・連歌)など10名の生徒が表彰を受けました。

「子守歌」は、親が子をいつくしみ、思う歌です。それに対して「親守詩(おやもりうた)」は、自分を育ててくれた親を思い、親に感謝する気持ちを表し伝えようとする詩です。作文・定型詩(五・七・五)、親子合作の連歌などの部門があり、日頃言えない「ありがとう」や「ごめんなさい」をつぶやいたり、親子の絆をほっこりと感じ取れる作品だったり・・・・・・・・・・。心が温まります。受賞作品を紹介します。

◆鳥取県知事賞(連歌の部)
👦お母さん いつもアイロン ありがとう                         
    👩ピシッと制服 よい一日を!!

◆家族賞(連歌の部)
👧いつかまた 一緒に行こう 旅行とか
    👪心のチケット 期限などなし

👧疲れても 家に帰れば 笑顔咲く
    👩あなたの笑顔が 心の栄養

◆TOSS賞(連歌の部)
👧一番の 好物ママの オムライス
    👩注文オッケー ハイ! 喜んで!
👧甘すぎん? 弟にだけ なんでなの?
    👪そんなことない みんなだいすき

◆鳥取県議会議長賞(定型詩の部)
👧大好きと 口では言えぬが LINEなら

◆審査委員長賞(定型詩の部)
👦おとうさん 身長抜くよ 覚悟して

◆家族賞(定型詩の部)
👦おかあさん 身長越して ごめんなさい
👦風呂掃除 小さなことから 親孝行

◆家族賞(作文・詩の部)
👦うるさいや、めんどくさいと思う気持ちの何億倍もの、ありがとう。怒りやだるい気持ちの何億倍もの愛をありがとう。感謝することがたくさんあって何から感謝すればいいかわからないけど、ありがとうの文字を伝えたい。

 口や態度に表すにはちょっと恥ずかしかったり、反抗期真っ最中だったりする中学生ですが、心の中では温かさや優しさを求めている姿が感じられます。見守る親の愛情もたっぷり感じました。「言葉をつなぐ 心をつなぐ 親子をつなぐ 親守詩」は、南中生とその家族の、ほんわかあったかい一面を感じる取り組みとなりました。(12/5倉吉にて表彰式です。)

南部中学校に来てみてごしない!

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