5月学校だより

2021/05/27

校長室より


5月南部中学校だより【5/27更新】

| by HP担当

『いつもどおり やってきたことを信じて
        土俵に上がった それだけです。』

                      【5月学校だより より

                           南部中学校 校長 黒見隆久
 6月3日(木)、4日(金)を中心にして西部地区中学校総合体育大会、6日(日)にはサマーブラスコンサートが開催されます。
 新型コロナウイルス感染症が県内小・中・高等学校の中でも確認されるなど、厳しい状況が続いていますが、東部、中部、西部ともに感染予防対策を十分に行った上での実施が計画されています。当日までの体調管理、検温はもちろん、西部地区総体では競技によって観客の入場制限・限定、入場許可証を発行するなど、さまざまな感染予防対策を講じていきます。  
 このことについては、保護者の皆さまにも十分なご理解とご協力をいただかなければなりません。3年生にとっては最後につながるチャンスです。なんとか安心して無事に競技、演奏をさせてやりたいものです。ご協力をよろしくお願いします。
 先日、大相撲夏場所が終わりました。郷土力士(モンゴル出身)の照ノ富士が優勝決定戦を制して2場所連続の幕内優勝を果たしました。大関に復帰した場所での優勝は、昭和以降では初めてだそうです。
 照ノ富士は2015年に大関に昇進したものの、度重なるケガや病気で、一時は『序二段』(相撲は上から「幕内」(横綱・大関・関脇・小結・前頭)、「十両」、「幕下」、「三段目」、「序二段」、「序の口」という番付があります。)まで番付を下げました。そこから再起の道を歩み、今場所、見事に大関復帰を果たした不撓不屈の力士です。 
 優勝インタビューで、気持ちを尋ねられたときに話したのが上の言葉です。私たちの想像を超える厳しい稽古(練習)と、半端ない精神力が照ノ富士を支えていたからこその言葉だと感じました。
 このことはスポーツだけではなく、全てのことにいえます。弱気になった時、逃げそうになった時、怠けそうになった時、諦めそうになった時、ちょっと踏ん張れる自分を創る努力は、「かっこいい」「たくましい」「自信あふれた」「成功する」自分に変えられるチャンスでもあるのです。
 最大の敵は自分自身の中にあります。最大の味方も自分自身の中にあります。
 西部地区総体、サマーブラスコンサートをはじめ、がんばれ!南中生!

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