南部中学校長 黒見隆久
8月24日(水)に2学期の始業式を迎えました。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策をふまえて、若干の欠席者はあったものの、夏休み中には大きな事故やケガ、病気、トラブルなどの報告もなく、みんなが元気な顔で登校できたことを何よりうれしく思いました。夏休み前に話した「YDK(やればできる子)」精神で、何かひとつでも実践できたのなら、なおうれしい限りです。
2学期は中学校行事には大きなものがたくさんあります。9月10日(土)には体育祭、11月3日(祝日)には文化祭を控え、生徒たちは既に体育祭の計画、準備に入っています。他にも修学旅行、駅伝競走大会、吹奏楽のコンテスト、1,2年生は秋季総合体育大会(新人戦)など行事の連続です。また、3年生はいよいよ高校入試に向けて、第3コーナーに突入といった感じになるでしょうか。とにかく2学期(83日間)は、「勝負」・「充実」が求められる期間になります。
2学期は、例えるならば「サンドイッチの具」の部分ではないでしょうか。玉子、ツナ、ハムレタス、カツ、ポテサラ、BLT、フルーツ・・・etc. 種類は無限のようにあって、人によって味の好みもさまざまです。ただ共通して言えることは、サンドイッチは「具(中味)」がメインだということです。(パンの善し悪しも当然ありますが・・・・「パンこだわり派」の皆さんには申し訳ありません。)
今、どんなサンドイッチが食べたいのか?(求められているのか?)、どのサンドイッチがおいしそうなのか?、どのサンドイッチを食べたら満足感が得られるのか?・・・・サンドイッチの中味は、そのサンドイッチの価値と評価を決める重要な部分です。
中学校生活の2学期は、まさに一人ひとりの、そして学校全体の価値と評価を決める大切なときだと思います。体育祭や文化祭の団結と協力、一体感。駅伝や部活動の苦しい練習と達成感。入試に向けた本気の頑張りなど、必ず私たちの成果につながります。
始業式の日に、そんな話をして南部中学校の2学期がスタートしました。今学期も引き続きよろしくお願いいたします。