8月学校だより

2021/08/31

校長室より



東京オリンピック・パラリンピックから思うこと                        

(8月学校だよりより


南部中学校 校長 黒見隆久

 

日本での4度目(夏季・冬季)のオリンピックが開催されました。

コロナ禍で異例の延期になったこの大会は、いろいろな意味で話題、注目の大会となりました。日本は、オリンピックでは史上最高の58個のメダルを獲得し、現在開催中のパラリンピックでも、次々とメダル獲得が続いています。鳥取県出身の選手がたくさん活躍し、なかでもボクシングの入江聖奈選手(加茂中・米子西高・日体大)が、満面の笑顔で金メダルを掲げる姿はとても印象的でした。 

競泳の池江璃花子さんは、皆さんもよく知っていると思います。競泳で次々と新記録を出し、世界中の注目を受ける絶頂期に、白血病を患い、長い闘病生活を余儀なくされました。その苦難を乗り越え、東京オリンピック出場を決めた日本選手権で、次のようにインタビューに答えていました。 

『仲間や多くの皆さんの励ましを受け、オリンピックに行くという未来だけを描いてやってきました。「努力は必ず報われる」と思いました。』 

池江選手をはじめ、多くのアスリートたちは、前代未聞の「オリンピック開催延期」の中で、どのように自分自身のモチベーション(気持ちを維持すること、動機づけ)や体力、競技力を保ってきたのでしょうか。

『「夢」は見るものではなく、叶えるものだ。』と言われます。オリンピック出場、メダル獲得はとても大きな夢です。その夢を叶えるために5年間一生懸命に努力し、心とからだ、技術を磨いてきたのでしょう。だからこそ「オリンピック」という壮大な「夢」を、「現実」にすることができたのだと思います。「努力は必ず報われる。」とは、そういうことだと思います。

私たちが描く「夢」や「目標」や「希望」も、自分自身の「努力」なくしては決して叶えられない、ということではないでしょうか。そして、多くのアスリートたちが語った「一人ではできなかった」という「感謝」の気持ちをもってこそ、自分の力が何倍にもなる本物のパワーにつながるのだと思います。

 

2学期には大きな学校行事もあります。3年生はいよいよ「進路」という本格的な夢の実現に向かっていきます。目標を持つこと、あきらめないこと、努力すること、できることに感謝すること。・・・・オリンピックが大切なことを教えてくれました。

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